ひきこもりの作法

一本、また一本…集めた後ろ指の数はアイドル級。悩み多き某ひきこもりによる孤軍奮闘の日々がここに。

ひきこもり不動禄vol.4「恐らくはめでたき停滞感」

停滞感

ここ最近は、何かにつけて「停滞感」を強く感じるようになっています。

自分は全く進歩が出来ていない…という感覚が、あらゆる方面で感じられており、

その度に情けない気持ちで胸が一杯になってしまうのです。

 

しかしこの停滞感とは、余剰エネルギーに比例して強くなってくるものであり

そのような心理状態が起きるのは回復がまた一段階進んだ証左なのだと

肯定的に解釈することも可能です。

 

人間の全ての感情は有用であればこそ搭載されており

一般に言われている負の感情も含め、常に活用可能なのだという自論があります。

この「停滞感」も冷静にそこに当て嵌めてみると、やはり"起爆剤"なのでしょう。

 

小報告

さて、現在目を通していただいているこの奇怪なブログですが

開始から2年がたった今更になって、「記事カテゴリー」を設けてみました。

いつもnoteに出しているような当てずっぽうな長考文→「ひきこもり小哲学」

ここ最近のブログ投稿でやっている日記みたいなもの→「ひきこもり不動禄」

とそれぞれ名付けまして、パッと見た目に分かり易くする狙いです。

 

とはいえ、確か一年ほど前からnote記事らしいものは全て

このブログではなくnoteの方に投稿する方針に切り替えましたので

今後、記事が追加され続けるのは結局この

「ひきこもり不動禄」のカテゴリーただ1つだけになりそうです。

 

「ひきこもり不動禄」=ほぼ日記。

只々、個人的な自省に終始した内容になってはおりますが

それで一向に構わないという物好きな読者の方はどうぞお付き合いください。

これを読むうちにいずれかは、ひょっとすると私自身よりも余程

私の思考パターンに詳しくなっていただけていることだろうと……(笑)

 

最近の活動について

noteの方でも書きましたが、近頃は輪にかけて色々なことに手を出しています。

SNSであるTwitter(今はX)、noteに始まり、YouTubeでの練習的な創作物投稿

そしてその他にも複数のサイト、ブログの運営にまで手を出し始めたという始末です。

ちなみにそれだけやって今のところ、収益はほぼ0円という潔さです(笑)

 

一応、そのうち一つのサイトでは小規模な広告システムを導入しており

運が良ければ月に数百円という少額が入ってくるのですが、基本は0円です。

本格的に広告を搭載する為にも、まずはサイトそのものを成長させていかなければ

ならないので、副業の世界の厳しさを改めて痛感しております。

 

このブログは勿論、noteやTwitterの方もあくまで個人としての発信であり

特にnoteは読者方への激励という気持ちが強く

有料マガジンや有料記事は今のところ出しておりません。

しかし近頃、「有料記事である」ということ自体に価値を感じて気軽に買う

どころか、「無料記事の時点で興味が無い」というユーザーが

noteには一定数存在しているという話を聞いてびっくりしました。本当でしょうか?

 

それを聞いて好奇心が湧いたこともあり

この先もっと記事作成の技術にこなれてきた先では

有料のnoteサービスの方も展開してみるかも知れません。

 

創作物

youtu.be

YouTubeに関しても、またわけのわからない動画を淡々と投稿し続けております。

最近は自作の音楽+自作のSS(ショートストーリー)という形式にハマっていて

物語が音楽に合わせて展開されることでシナジー(相乗効果)を起こせないか

という目論みがこれにはあります。

 

既存名称のないジャンルだったので、「テキストミュージック」とか「音楽小説」

などを勝手に名乗ってみる予定でおります。

 

以前は柄にもなくMMD(ミクミクダンス)を弄ったりもしていましたが

今は敢えて最小限の表現によって「能」の真髄を体現したいという夢が出来て

非常に素朴な作風に落ち着くに至りました。

 

創作によって稼ぐとか、周りにウケようということは全く想定していませんが

とにかく創作をすることによって「頭が喜んでいる」実感があります。

小学校の頃のあの「図工」の時間が再び蘇ってきたような感覚です。

他人からの評価を求めて取り組めば、恐らく一秒で病む分野ですが

健康習慣としてはかなり効いている気がするので、創作は皆さんにもオススメです。

 

作っていて誰が楽しいかというと、やはり自分が一番楽しいようなのです。

かつての「図工」の時間だって、誰しもそうだったと私は思います。

何なら誰からも見られずに、一人でこっそり何かを作りたかったくらいに……(笑)

 

皆大人になって本格的に社会に参加し始めてから

「他者からの評価」を主軸に、物事を考える癖が染み付いてしまっているだけで

本当はもっと色々なことを個人的に楽しみたいと

潜在意識の方では思っているのではないでしょうか?

 

「他人の評価が高いからやる」

「他人の評価が低いからやらない」

という外部基準の判断ではなく、「自分がやりたいからやる」というのが娯楽の本質で

そんな簡単なことが、現代では案外に忘れられている気がしてなりません。

 

人間らしい心を取り戻すコツは、かつての「図工」の時間のように

「それをやること自体がワクワクして止められない」という

あの純粋な感覚を呼び覚ますことなのではないかと。

そんな風にも思われた次第でした。

 

おわりに

これだけ色々と手を出しておきながら

まだ「停滞感」を覚えていることが、自分でもちょっと不思議なひきこもりです。

ひきこもりにしては既に上出来。どころか手に負えない気がしますが…。

もしかすると、他にまだ手を付けていない「やりたいこと」があって

一番はそれが燻っているせいなのかも知れません。

 

コツは「小学校の図工の頃のあのワクワク感」

 

…ということで

宜しければ読者の方もご一緒に、それを探しに参りましょう。