「ホロ」こと30代ひきこもり男性の私ですが、最近はまるで何かに憑りつかれたように発信行為に打ち込んでおります。しかも、ほぼ毎日です。
note、X(Twitter)、YouTube、この仰々しい題名のブログ、それから公表していない副業訓練用の別サイトという、いずれかの手段を使ってです。
「一体何処からその意欲とネタがやって来るのか?」と自分でも気味が悪いような瞬間もありながら、「何はともあれ、ひきこもりが元気なのは良いことじゃないか」と喜べてもいる次第です。
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まさに「それこそが私だな」と思わされているこの頃です。
先日、ひきこもり同志と「ため口」を主題に語り合いました。それが持つ人間関係の"距離を詰める"という作用を聞かされて「なるほど」と納得したり、それでいて、お互いにそれがわかってはいても自然に「ため口」を使えない不器用さを共感し合ったり、充実した時間を過ごさせていただきました。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
そして、この「ため口」といったある種のコミュニケーション技術について考えていると、それを到底使いこなせない遥か遠景に佇む自分の「コミュ障」が浮き彫りになってきて、辛いながらもなかなか面白いのです。おや、よく見ると遠景の自分がこちらに向かって手を振ってきています。必死に何かを語りかけてきているようです。もどかしいのか、小刻みにジャンプまでし始めました。しかし豆粒程に小さいので、何を伝えたいのか一向にわかりません。彼には少々気の毒でありますが、無視して話を進めることにしましょう。
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かつて、ひきこもりの私には「ネットゲーム」だけが世界の全てでした。
ゲーム機の電源を入れて、わざわざ別売りのUSB式キーボードを繋いで、暗い自室で寝起きを繰り返し、半ばボケてしまった私の頭には早すぎる、繰り広げられるチャットの"平均速度"に負けないようにと、毎秒必死で画面に食らい付いていました。
10年ほど前はちょうどチャット文化の隆盛期であり、皆さん本当に文字を打つのが早いし、上手だった。そのせいで、ちょっとでも遅かったり口数が少ない者はすぐに浮くわけです。まさにスパルタの世界でした。
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当初は自身のリハビリの一環として始めた諸々の発信行為ではありますが、文章、映像、ラジオと大方手を出し尽くした今となっては、自身の作品がいずれも三流の品質であることについてだんだんと悔しい気持ちが湧き出でて参りまして、今日では「何か一つは快作を……」という思いに至っております。
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